World Robot Olympiad

World Robot Olympiadについて


本プロジェクト(からくり部)は、2011年から2013年までWRO(World Robot Olympiad:公式サイト)に参加していました。

 
World Robot Olympiadとは?

WROは、教育用のロボットキットであるレゴ・マインドストーム(詳しくはこちら)を用いた、世界的に開催されているロボットコンテストの一つです。 毎年、異なる競技課題に対してロボットを製作し、7月に地区予選、9月に全国大会、11月に世界大会が開催されます。 予めキットとして用意された部品を組み合わせるだけでロボットが作れるため、ロボット製作初心者でも簡単にロボットを製作できる点が特徴です。 しかしながら、複数のパーツを組み合わせることで非常に複雑な機構をも製作することができるため、ロボットの作り方や機構の組み方を学ぶに適しています。 ロボットのプログラムも、命令のブロック(モータを回す、センサの情報を見る、など)を一つ一つ並べていくだけで簡単に書けるようになっています。 一方で、組み合わせによっては非常に複雑な動きもプログラムできるため、プログラミングの基礎や考え方を学ぶには良い材料です。

 

 

本プロジェクトの取り組み

本プロジェクトは2011年からWROに参戦致しました。 本プロジェクトの活動は高専ロボコンが中心ですが、このWROには、1年生(新入生)にロボットの作り方を実践的に学んでもらうことを目的として出場しています。 そのため、製作するメンバは全員1年生で、専攻科生がその指導役(兼、大会出場に必要なコーチ)に当たりました。 製作時には、高専ロボコンと同様に、アイデア出し、ロボットの試作、製作、テストラン、といった同じ過程で作ってもらいロボット創りの基礎を学べるようにしています。 1年生だけで考え、ロボットを作り、対外的な試合に出る緊張感も同時に味わうことが出来るため、下級生のうちから非常に実践的な経験を得ることができます。

大会では、回りのチームが上級生中心で出場している中、本チームは1年生だけで出場したものの初参戦した2011年にいきなり地区予選で準優勝することができ、全国大会に進出しました。 翌年の2012年にも、地区予選で準優勝を決め、全国大会では13位の結果を残すことが出来ました。 また、同年製作したロボットは、非常に独創的なアイデアによって世界的に最速クラスのゴールタイムを実現しました(ロボットの動画)。 なお、全国大会では競技は別に製作したマシンを紹介するプレゼンテーションがあり、2012年には優秀プレゼン賞を受賞しています(この時の発表資料)。

本プロジェクトとしては、このような経験が1年生の指導へ非常に効果的であったと考えており、実際にWROに出場したメンバはその後高専ロボコンにおいて、近畿地区から史上初となる全国優勝を成し遂げました